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離婚に踏み切れないのはお金のせいですか?

離婚したら不安なのはお金のことですか?

離婚を考えたとき頼れるお金のプロ、箭吹雅代です。

離婚のお金の不安を安心に変える、離婚専門のファイナンシャルプランナーです。

さて、今日のテーマは「離婚前に考えておこう!離婚後の生活はどうする?」です。

不安。

この大きな感情に飲み込まれる。離婚前も離婚後も。

離婚を考えて不安にならない人なんていないでしょう。

しかし、その不安を具体的な項目に起こしている人はどれだけいるでしょうか。

不安を可視化する。

これはとても大事なことです。

なぜなら、不安が可視化されれば、解決策が見えてくるからです。

今日は、離婚後の生活を、お金という観点で考えていきたいと思います。

もくじ

  • 離婚前に考えておくべきお金のこと3項目
  • ①離婚するときに必要なお金はいくら?
  • ②離婚後必要な生活費はいくら?
  • ③離婚後、生活に必要なお金を稼ぐために仕事をどうする?
  • まとめ

離婚前に考えておくべきお金のこと3項目

離婚前にお金について具体的に考えておくことは非常に重要です。

離婚してからお金に困るような事態はぜひ避けたいものです。

そのためには、まず離婚を考えたときに、お金についても具体的にシュミレーションしておく必要があります。

では、離婚前に考えておくべきお金のこととは、具体的にどんなことでしょうか。

それは3項目あります。

  • ①離婚するときに必要なお金はいくら?
  • ②離婚後必要な生活費はいくら?
  • ③離婚後、生活に必要なお金を稼ぐために仕事をどうする?

それでは1つずつ見ていきます。

①離婚するときに必要なお金はいくら?

まず、最初の段階として、離婚自体に必要なお金が具体的にいくらなのかを把握します。

  • 新居の賃貸契約にかかる費用
  • 引っ越し費用
  • 当面の生活費
  • 離婚手続きにかかる費用

まず、離婚にあたって、夫婦で住んでいる家を出るのであれば、部屋を借りて引っ越しをする必要があります。

部屋を借りる際は、敷金・礼金・手数料・家賃なども諸々費用が掛かってきます。

また、引っ越し費用や、新しい家で使用する家具・家電等を購入する費用も必要となるでしょう。

どの程度の家に住むのか、引っ越し先までの距離や人数で、費用は変わって来ますので、住むところに目星がついているのであれば、あらかじめ費用を調べておくと安心です。

また、当面の生活費も確保しておく必要があります。

最低3か月分くらいは確保しておいた方がいいのではないでしょうか。

さて、忘れてはいけないのが、離婚手続きにも費用がかかることです。

離婚には、「協議離婚」「調停離婚」「裁判離婚」などがありますが、費用もそれぞれ違います。

「協議離婚」や「調停離婚」ではさほどお金はかからず、例えば「協議離婚」で公正証書を作成するのであれば、2~3万円ほど、「調停離婚」では5000円~1万円ほど考えておけばよいかと思います。(ただし、弁護士に依頼しないことが前提)

問題は「裁判離婚」で、こちらは、裁判自体にかかるお金は2~3万円ほどなのですが、弁護士に依頼するのであれば弁護士費用がかかってきますので、他の離婚方法より高額になる傾向があります。

大体の費用を予想すると、

  • 新居の賃貸契約にかかる費用 50万円
  • 引っ越し費用        10万円
  • 当面の生活費        45万円(1か月15万円×3か月)
  • 離婚手続きにかかる費用   3万円

合計すると108万円です。

あくまでこれはシュミレーションでの金額ですが、それでも最低100万円は用意しておいたほうがよさそうだということが分かります。

しかし、先ほど述べたように、「裁判離婚」の場合、弁護士費用がかかることを考えると、さらに100万円ほど準備しておくべきではないかと思います。

つまり、「裁判離婚」の場合は合計200万円ほど準備しておくほうが無難です。

②離婚後必要な生活費はいくら?

さて、ここで離婚後に必要な生活費を考えます。

総務省の家計調査によると、2019年度の単身世帯の1か月当たりの支出額は163,781円となっています。

ただ、あくまでこれは統計の数字です。

ご自身の現在の生活費から夫の生活費が減少した分が、離婚後の生活費となるので、現在の生活費を把握されていれば離婚後の生活費の試算も可能かと思います。

その場合、現在の生活費の70%ほどを離婚後の生活費として試算します。

例えば、現在月30万円ほどの生活費であった場合、離婚後の生活費は21万円くらいと予想できます。

ただ、住まいが変わると家賃も違ってきますし、他にも車を手放すなど大きく収支が変わりそうな事柄は考慮に入れる必要があります。

③離婚後、生活に必要なお金を稼ぐために仕事をどうする?

さて、離婚時にかかる費用と離婚後の生活費が把握出来ました。

ここで肝心なのは、この費用をカバー出来るだけの収入が得られるかどうかです。

もしかすると、現在のお仕事では厳しい金額かもしれません。

それであれば、離婚する前に転職活動を検討する必要があります。

離婚後落ち着いたら就職を検討しようと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、就職活動は離婚前にやっておくことをおすすめします。

収入が頼りない状態が続くのは本当に精神的につらいですし、思うように職が見つからなかったら、生活がたちまち困窮していきます。

そうならないためにも、離婚前、大変な時期ではありますが、就職先は確保しておくべきだと思います。

しかし、ブランクがあったり、小さい子供がいる方にとって、フルタイムで働くことは決して簡単なことではないでしょう。

そんなときは、ハローワークの職業訓練を利用してみるのはいかがでしょうか。

特にパソコンスキルなどは必須になるところも多く、こういったスキルの有無が就職活動の結果にも影響してくる可能性もあります。

職業訓練は無料で受けられるものもありますので、ぜひ気になった方は問い合わせてみてください。

他にも子育てをしながら職を探す人のため、全国にマザーズハローワークがあります。

これは、子育てと仕事の両立を目指す方、出産・子育てでブランクがある方等を支援するためのハローワークです。

託児所サービスが付いているセミナーがあったり、キッズコーナーが併設されていたり、子供が一緒でも安心して就活が出来る環境が整っています。

最寄りのマザーズハローワークは、厚生省のHPから確認することができます。

https://www.mhlw.go.jp/kyujin/dl/mother_pamphlet.pdf

子供がいるから仕事は無理、と諦めてしまう前に、まずはマザーズハローワークで相談してみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがだったでしょうか。

離婚後のお金の不安は決して小さいものではありません。

だからこそ、お金の不安をあらかじめ可視化し、出来る限りの準備をしておくことこそが、安心して離婚後の新生活をスタートさせるコツです。

人生は人それぞれであるように、家計もそれぞれです。

自分にあった家計診断をプロに相談して将来に備えてみてはいかがでしょうか。

家計の健全化は、将来の生活の安心につながります。

個別のWEB相談も受け付けております。