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こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの箭吹雅代です。

さて、今日のテーマは「持ち家と賃貸どっちがいい?迷ったとき、住宅問題はこう考える 」です。

家を購入するか、賃貸のまま過ごすか、どちらがいいのか分からない。

どちらがオトクなの?

家は人生で最も大きな買い物と言われています。

だからこそ、迷ってしまいますよね。

今日はそんな住宅問題、持ち家と賃貸のメリットとデメリットを比較してみたいと思います。

もくじ

持ち家と賃貸、どちらがオトク?

気になるのは、持ち家と賃貸、どちらがお得か?ということではないかと思います。

しかし、持ち家、賃貸と一言で言っても条件によって値段は異なります。

だから、一概にこっちがお得!とは言い難いのです。

また、どちらの方がお得なのかは、すぐには分かりません。

将来、何十年後に、結局家を買っておいた方が得だったかな、とか、賃貸の方が得だったのかもしれないと分かるのです。(どちらかしか選べないので、それも想定でしかありませんが。)

というのも、単純に賃料と購入額の合計を比較しようとしても、結局何年住むかによって損得は異なってきます。

それに、住宅ローンを利用して家を購入した場合、金利によって、最終的に住宅にいくら支払うことになるのかは変わってきますので、購入時には予想が難しい場合もあります。

ローンを払い終わってみてやっと、どちらが得だったかは分かるかもしれませんが、そのときには、もうその計算をする意味もなくなっているのではないでしょうか。

では、住宅はどう選んだらいいのでしょうか?

それは、損得ではなく、自分に合ったものを選ぶことがポイントです。

と、ここで新たな問題が。

自分に合った住宅、どうやって選ぶの?

ということで、持ち家と賃貸のメリット・デメリットを見ていきたいとおもいます。

持ち家のメリット・デメリットとは?

まず、持ち家のメリットとデメリットから見ていきます。

1.メリット

  • ローンの支払が終われば住宅費負担が小さくなる
  • 自分の家が持てる

2.デメリット

  • 住宅ローン以外にも費用がかかる
  • 住み替えが難しくなる

さて、まずは持ち家のメリットについて考えていきたいと思います。

住宅費は、人生最大の支出とも言われています。持ち家でも賃貸でも人生において大きなお金がかかります。

どちらにしても大きなお金を払わなくてはならないのであれば、家賃より自分の持ち家のために払いたいと思う方、多いのではないでしょうか。

もうひとつ、賃貸と違って、持ち家であれば住宅ローンを払い終えた後は自分の家が手に入り、家賃もかからないところがメリットと言えます。

特に定年退職して年金生活に入った後、収入は現役時代に比べ減少するので、支出は少ない方が助かります。現役時代に住宅ローンを払い終えていれば、老後に家賃の支払いもなく、金銭的にも気持ち的にも負担が少なくて済みます。

また、持ち家は、売ることもできます。

それだけではなく、賃貸と違って、自分の好きなようにリフォームするなど楽しめるのも持ち家の醍醐味ではないでしょうか。

一方、デメリットもあります。

住宅を購入する際、ほとんどの方は住宅ローンを利用するのではないでしょうか。

返済期間は長期に渡り、毎月の返済額も決して少なくないと思います。

そして、忘れてはならないのが、住宅ローンには利息が発生することです。

どのローンを選ぶかによって支払う合計額は異なりますが、例えば3,000万円を金利1.0%30年で返済すると仮定すると、利息だけで500万円近く支払うことになります。

つまり、家は3,000万円で購入したとしても、最終的には3,500万円程支払うことになるのです。

もしかすると、思っている以上にお金がかかることになるかもしれません。

例えば、もし変動金利タイプの住宅ローンを選択した場合、金利が将来どう変わるかわからいので、最終的に利息と合わせていくら支払うことになるのか、予想が難しいのです。

また、一旦住宅ローンを組んでしまうと、完済するまで払い続けなければなりません。

ところで、

“住宅ローン、毎月の支払額は家賃と同じくらいです。”

このような謳い文句を聞いたことはあるでしょうか?

何となく家賃と同じなら無理なく支払えそう、住宅購入を考えてみる気になるかもしれません。

しかし、ここで注意が必要です。

というのも、住宅を購入すると、賃貸ではかからなかった諸費用がかかってくるのです。

例えば固定資産税、リフォーム代、マンションであれば、修繕積立金などがあります。

また、持ち家の場合はすぐに住み替えられないのもデメリットといえます。

他にも家だって、20年、30年経つとどうしても古くなってきます。

リフォーム代や修理代もこのころになるとかかってくる可能性があります。

賃貸のメリット・デメリット

さて、次に賃貸のメリット・デメリットを見ていきます。

1.メリット

  • 生活に合わせて変えられる
  • 支出をコントロールしやすい

2.デメリット

  • 一生家賃がかかる
  • 家賃を払い続けても自分の物にはならない

まずは賃貸のメリットについて。

賃貸の場合、生活に合わせて家を変えられることはメリットではないでしょうか。

転職や結婚離婚、家族構成が変わったときなど、人生の転機において家を変える必要が出てくるかもしれません。

こうした生活の変化にも柔軟に対応しやすいのが賃貸のメリットと言えるでしょう。

また、賃貸であれば、支出をコントロールしやすいというメリットもあります。

さきほど見たように、住宅ローンを組んで住宅を購入した場合、支払いが長期続くことになります。

その間に、万が一、収入が減ってたとしても、住宅ローンは払い続けなければならず、家計を圧迫することにもなりかねません。

一方、賃貸であれば、家賃の安い部屋に引っ越す、可能であれば実家に戻るなどの対策を取ることが出来ます。

他にも子供が成長し家を出ていくと広い部屋は必要なくなります。

この場合、家賃の安い小さな部屋に引っ越して他のことにお金を回すなど柔軟な対応もできます。

次にデメリットについて。

賃貸のデメリットは、家賃を一生払い続けなければならないことでしょう。

住宅ローンであれば、払い終わればそれ以降は払う必要がなくなります。

しかし、賃貸であれば、住んでいる以上は、家賃は発生します。

終わりがない、ということが一番のデメリットではないかと思います。

それに、どれだけ家賃を払ったとしても、その家は自分のものになることはありません。

住宅ローンは、自分の物のために払っているので、ちょっとキツイなと思っても頑張って支払おうと思えるかもしれませんが、家賃は、いくら払っても手元に残るものは何もありません。

もし、月々の支払い額が変わらないのであれば、家賃より、持ち家に払いたい、と考える方も多いと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

持ち家と賃貸、それぞれメリット・デメリットがあり、それぞれ検討して自分にはどちらが合っているのか考えてみることが大切ではないかと思います。

人生は人それぞれであるように、家計もそれぞれです。

自分にあった家計診断をプロに相談して将来に備えてみてはいかがでしょうか。

家計の健全化は、将来の生活の安心につながります。

個別のWEB相談も受け付けております。

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