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離婚に踏み切れないのはお金のせいですか?

離婚したら不安なのはお金のことですか?

離婚を考えたとき頼れるお金のプロ、箭吹雅代です。

離婚のお金の不安を安心に変える、離婚専門のファイナンシャルプランナーです。

さて、今日のテーマは「不安と保険との上手な付き合い方」です。

将来の不安は尽きません。

病気になったらどうしよう?働けなくなるかもしれない?老後はどうなる?

将来は不透明。だからこそ不安は尽きません。

特に離婚後、1人になったり、子供を1人で育てていかなければならなくなった場合、その不安も大きくなるのではないでしょうか。

離婚後の生活に不安を感じている方は多いですが、そんなときこそ、冷静に保険を見極めることが大切です。

不安な気持ちのままただやみくもに保険に入っていても安心とは限りません。

今日は、離婚した人に必要な保険について解説していきたいと思います。

もくじ

  • 失敗しない保険選びのコツ
  • おひとりさまに必要な保険・ひとり親世帯に必要な保険
  • まとめ

失敗しない保険選びのコツ

まず、失敗しない保険選びのコツを知るには、保険の種類を知ることからスタートします。

保険には様々な種類があり、一見ややこしそうに見えるのですが、実は大きく分けると以下の通りです。

保険会社によって名称は様々で、たくさんの種類があるように見えますが、実はカテゴリーは一緒というのがたくさんあります。

まずは、どの種類の保険が自分に必要なのかを知り、そのカテゴリーの中から最適なものを選ぶようにすると、いいかと思います。

生命保険の種類

  • 1.死亡保険(家族のための保険)
  • 2.医療保険(自分のための保険)
  • 3.生死混合保険(養老保険)


3種類ある生命保険は、それぞれ目的が違います。

保険に入る目的は人それぞれであり、自分に必要な保険がどれに当るのか、まずは把握するところからスタートです。

1.死亡保険(家族のための保険)

死亡保険は、その名の通り、死亡してから受け取る保険ですので、自分のためではなく、家族のための保険です。

つまり、養っている家族がいる人のための保険です。

扶養家族がおり、自分が死亡してもその家族が生活出来るように保障するのが死亡保険ですので、例えばひとり親世帯で、子供がまだ独立していない場合などは必要な保険といえます。

反対に扶養家族のいない、おひとりさまなどにはあまり必要のない保険です。

2.医療保険(自分のための保険)

医療保険は病気やケガなど、万が一の場合に備える保険ですので、自分のための保険です。

上記の死亡保険が死んだときに備えるものであるのにたいし、こちらは生きるための保険です。

もしも病気になったら、ケガをしたら・・・心配は尽きません。

ただ、心配しすぎてあれもこれもと特約を付けていると保険料が高額になり、保険料の支払が大きな負担となってしまいます。

ここでは、本当に必要なものだけを厳選することとなります。

でも、将来どんな病気になるか分からないのが悩ましいところ。

ガンなどの大きな病気をすると、長期入院や高額な治療費が必要と思うかもしれませんが、実は、医学の進歩とともに、入院日数は短くなっています。

また、高額な治療費も、健康保険があるので、自己負担は実は思ったほど多くはないのです。

日本には、健康保険制度があり、「高額医療費制度」により、負担する医療費には限度が設けられています。

この限度額は、所得によって違うので一概には言えませんが、例えば収入が月30万円くらいの方であれば、100万円治療費がかかったとしても自己負担額は87,430円です。

こちらで確認できます。→https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3030/r150/

健康保険制度を考慮した上で、支払った保険料に見合った保障が受けられるかを検討し、自分に必要な保険を選ぶことが損をしない保険選びと言えるでしょう。

3.生死混合保険

保険期間中に死亡すると死亡保険金が、保険期間満了まで生存すると満期保険金が支払われる保険です。代表的なのが養老保険と言われるもので、このタイプの保険は貯蓄性がある反面、その貯蓄部分も保険料に含まれているため、掛け捨ての保険より保険料が高く設定されています。

貯金でお金を貯めた場合、万が一死亡したときには、貯めた分しか残っていませんが、養老保険であれば、将来受け取れる金額が死亡時点で受け取れるので、その点は、メリットといえるでしょう。

万が一の死亡リスクに備えるのではなく、貯蓄のためであれば、保険商品以外にも、定期預金や国債、iDeCoなども一緒に検討して、自分にとって一番よい商品を選ぶようにしましょう。

おひとりさまに必要な保険・ひとり親世帯に必要な保険

さて、ここまで保険の種類を見てきました。

離婚後の生活については、それぞれ事情は異なるかと思いますが、ここでは、おひとりさま・ひとり親世帯の2パターンで考えていきたいと思います。

まず、離婚後おひとりさまになるという場合。

離婚後、おひとりさまで、扶養家族がいない場合、死亡保険は特に必要ないかと思います。

むしろ、いざとなったときに頼れる人がいないことが不安。であれば、自分のための保険である、医療保険をメインに考えていく方がよいでしょう。

他には老後の備えとして、iDeCoなどを検討してみるのもよいかもしれません。

次にひとり親世帯ですが、こちらは、扶養家族(子供)がいるので、死亡保険と医療保険の2つを考えていく必要があるでしょう。

ただ、保障を厚くすると、その分当然ながら保険料が高くなるので、本当に自分に必要な保障を吟味することが損しないポイントです。

子供の年齢・人数によって必要な保障額は異なってきます。

ただ、保険料が高額になりすぎて、保険料の支払が厳しくなり、生活が立ち行かなくなると本末転倒ですので、全てを保険で賄おうとするのではなく、貯金と合わせて準備することで、お金の流動性を確保しておくなど、工夫も必要です。

保険に入っていればひとまず安心、というわけではなく、きちんと自分に必要な保障がされてこそ安心が得られるものです。

反対に保険に入っていないから必ずしも不安を感じる必要はありません。

いざというときに必要なものは「お金」です。

保険で受け取れるのも「お金」です。

自分に合った保険が見つからなければ、貯金や投資で「お金」を用意しておくことも、いざというときの備えになります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

保険商品はたくさんあり、どれがいいのか混乱してしまうものです。

しかし、実は複雑そうに見える保険も大きく分ければ3種類です。

その3種類の中でどれが自分に必要な保険か知っておく、その上で必要な保険の中から自分に合うものを選ぶ。

そして、自分に合う保険がなければ保険にこだわらず、他の手段で「お金」を準備する。

不安になるとあれもこれも保険に入っておかなければならないような気になりますが、自分に必要な保険の種類、いざというときに必要な金額を知っていれば不安に感じる必要はありません。

不安なときに上手に保険と付き合う方法。それは自分に必要な「お金」を知ることなのです。

人生は人それぞれであるように、家計もそれぞれです。

自分にあった家計診断をプロに相談して将来に備えてみてはいかがでしょうか。

家計の健全化は、将来の生活の安心につながります。

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