Pocket

こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの箭吹雅代です。
離婚のお金の不安を安心に変える、離婚専門のファイナンシャル・プランナーです。

さて、今日のテーマは「キャッシュレス時代の家計管理術」です。

家計管理本でたまに見かけるのが「カードはダメ!お金は現金管理で!」というアドバイス。

10年くらい前だとそれでもよかったと思いますが、このキャッシュレス時代、しかも衛生的にも気になる時代に現金推奨はちょっと合わないと感じています。

また、私自身、随分前からキャッシュレス派です。ほとんど現金使いません。

しかし、キャッシュレスだからと言って家計管理が出来ないわけではありません。

そこで、今日はキャッシュレスでの家計管理術について解説したいと思います。

もくじ

キャッシュレスの問題点

お金の管理を考えたとき、キャッシュレスには主に以下2つの問題点があります。

  • 1.買い物と支払いの時期がずれている
  • 2.複数使用することで管理がしにくくなる

1.買い物と支払いの時期がずれている

まず、クレジットカードについて。

現金支払いしか出来ない場合、「これ買いたい!」と思っても持ち合わせがなければ買えません。

買えなければ諦めるしかないですね。

しかし、例え今お金がなくてもクレジットカードを使えば買えてしまいます。

買ったその時は満足、さらにその時点ではお金が減らないので、使った感覚も薄れてしまっています。

そして翌月に思った以上の引き落としがあり、焦ります。が、すでに使ってしまったものはどうしようもありません。

引き落とされた分、残金は減りますから、家計が苦しくなり、またカード払いでその場しのぎ。

こうして自転車操業に陥ってしまうのが怖いところです。

次にスマホ決済について。

クレジットカードのように買い物と支払いの時期がずれていると、後々予想以上の引き落としに苦しむことになります。

しかし、スマホ決済の場合、チャージして使用すれば、後々困ったことにはなりません。

そういった意味では、スマホ決済の方が管理はしやすいように思います。

2. 複数使用することで管理がしにくくなる

さて、もう一つの問題は、複数使用することによって管理がしにくくなることです。

現金であれば、日本中どこでも使えるので、問題ないですが、キャッシュレス払いをメインにしていると、

  • ここはクレジットカードが使えない
  • ここはスマホ決済が出来ない

と、使える使えない問題があります。

現金とスマホ決済は出来るけれど、クレジットカードは使えない、スマホ決済は使えるけど、自分が使っているのとは異なる会社の物しか使えない等々一筋縄ではいかないという問題があります。

となると、ここでは現金を、ここではクレジットカードを、でもこっちではスマホ決済で・・・と支払い方法をお店ごとに変えざるを得なくなります。

こうして複数のサービスを使用することでどれだけお金を使ったのか、分かりにくくなり、お金の管理がしづらくなって来ます。

複数のキャッシュレスサービスを使用しながらも、お金の管理を見失わず、使い過ぎない方法。

それは意外にシンプルな方法なのです。

そのコツをこれからお伝えしていこうと思います。

複雑なキャッシュレス時代の家計管理術とは?

先にお伝えすると、支払いは最先端のキャッシュレスでも、お金の管理は超アナログです。

なぜアナログなのか?

理由は単純。簡単だからです。

そして分かりやすいからです。

まず、キャッシュレスでのお金の管理の前に、家計の管理について簡単にお伝えします。

そもそも、キャッシュレスでも、現金支払い派でも好きにお金を使っては使い過ぎてしまうのは同じです。なので、お金の管理をするためにはまず、使ってよい上限金額を決めておくことがポイントです。

いくらまでなら使ってよいか、あらかじめ使う金額を決めておきます。

さらに、私のおススメは、使う金額を細かく分けること。

例えば1か月いくらと決めてそれを守ろうと思っても、前半に使い過ぎると給料日前に苦しくなってしまいます。

だから、1週間ごと、1か月を4回くらいに分け、1週間で使う上限金額を決めておきます。

そうすると、毎週支出額を調整することになりますので、月末に大きくお金が足りないという事態を防ぐことが出来ます。

さて、1週間に使用するお金の上限を決めたら、これを財布に入れておきます。

ここでおススメなのは、お札が入る場所が分かれているタイプの財布。

片方に使ってもいいお金を入れておき、もう片方はカラにしておきます。

もし、クレジットカードなどで支払った場合は、使った金額をカラのスペースに移動させます。

こちらのお金は使ってはいけないお金となります。

あくまで使用OKのお金を入れている方しか使ってはいけない、というのがルールです。

つまり、クレジットカードで支払った場合は、現金であらかじめ取り分けておき、その場で使えるお金を減らしておきます。

クレジットカードを財布から取りだしたら、ついでに現金を移動させておくだけですので、特に面倒でもないです。

ちなみに小銭まではこだわらず四捨五入します。

例えば1,300円使ったら、1,000円移動、1,800円使ったら2,000円移動としておけば結局トータルの誤差は気にならない程度になります。

こうすることで、使う金額が管理出来、クレジットカードを使ったとしても使い過ぎを防ぐことが出来ます。

また、スマホ決済などで、銀行口座から直接チャージした場合でも、この使用してよいお金を使用してはいけないお金へと移しておくことで、使いすぎを防ぐことが出来ます。

さて、ここで完全キャッシュレス派、現金持ち歩かない派の方は、かえって面倒だと感じたのではないでしょうか?

完全キャッシュレス派であれば、スマホにあらかじめ残金をメモしておき、使うたびにそこから減らしていくのがおススメです。

メモ機能のような簡単なものでOKです。

キャッシュレスのここに注意

例えばクレジットカードだと、手数料のかかる使い方は避けるべきです。

分割払いや、リボ払いにすると、支払い時に手数料がかかり、無駄な支出となるだけでなく、お金の管理もしにくくなります。

また、クレジットカードは1枚、スマホ決済は1社に絞っておくのが、分かりやすくておすすめです。

スマホ決済も、使えるお店が会社によって異なり、色々使いたくなることもありますが、全ての支払をキャッシュレスにこだわらず、使えなければ現金支払いも併用するくらいの柔軟な対応は必要かと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

お金の管理は面倒だからこそ、少しでも簡単な方法、自分に合った方法を見つけることが大切です。

神経質になるあまり、細かすぎて続かないより、ある程度大雑把でも管理しやすい方が無理せず続けられると思いますよ。

人生は人それぞれであるように、家計もそれぞれです。

自分にあった家計診断をプロに相談して将来に備えてみてはいかがでしょうか。

家計の健全化は、将来の生活の安心につながります。

個別のWEB相談も受け付けております。

関連記事