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離婚に踏み切れないのはお金のせいですか?

離婚したら不安なのはお金のことですか?

離婚を考えたとき頼れるお金のプロ、箭吹雅代です。

離婚のお金の不安を安心に変える、離婚専門のファイナンシャルプランナーです。

さて、今日のテーマは「ひとり親のための家計と奨学金の考え方とは?」です。

子供の教育費がいくらかかるのか、心配している方は多いのではないでしょうか。

特にひとり親の場合、収入も1人分しか見込めないため、不安に思う方も多いようです。

今日は、ひとり親家計と奨学金について、子供1人を育てる場合、どのようにお金を準備していけばよいのか解説していきたいと思います。

もくじ

  • ひとり親世帯に必要な生活費、子供1人当たりの教育費はいくらかかる?
  • 家計の見直し方例
  • 奨学金制度のしくみ
  • 奨学金を上手に利用するコツとは?
  • まとめ

ひとり親世帯に必要な生活費、子供1人当たりの教育費はいくらかかる?

厚生労働省平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果によると、ひとり親世帯において、こまっていることの第1位は「家計」です。

母子世帯の約半数、父子世帯の約40%が最も困っていることとして「家計」を挙げています。

ひとり親世帯にとって、お金の問題が大きいことを表す結果ではないでしょうか。

しかし、子供が成長するにつれて、教育費は大きくなりますので、将来の教育費を準備していく必要があります。

大学進学時に最もお金がかかりますので、この資金の準備に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

さて、お金の不安を解決する第一歩は不安の“見える化”です。

不安を“見える化“することで、解決策も見えてきます。

ということで、まず、ひとり親世帯に必要な生活費と子供1人当たりの教育費を算出し、いつまでにいくら準備する必要があるのかを試算します。

そしてその金額が達成可能なものなのか、もし、達成が難しいのであれば、それまでにどんな対策を考え、実行すべきなのかを考えていきます。

今回提示するのは、モデルケースですので、全家庭に当てはまるわけではありませんので、あくまで参考としてみてください。

もし、それぞれの家庭に合ったプランを必要とされているのであれば、個別相談にて承りますので、検討してみてください。→プランはこちら

モデルケース

「厚生労働省平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」では、調査の対象となったひとり親世帯のうち、8割以上が母子世帯だったため、今回は母と子供1人の家計をモデルケースとしています。

まず、この年収には、児童手当なども含まれているため、プラスの収入は考慮しません。

また、生活費の中には習い事などの教育費は含まれていますが、学費は含まれていません。

学費については、年齢や、私立か公立によって大きく違って来ますが、「文部科学省の平成30年度子供の学習費調査結果」、日本政策金融公庫の「教育費負担の実態調査」によると、以下の通りです。

全て公立で進学したとしても幼稚園から高校までの15年間、毎年20万円~50万円ほどかかることになります。

さらに大学に進学すると年間135万円という大きな金額が必要になります。

高校までは毎月の家計をやりくりしながら何とか用意が出来たとしても、大学の学費は、前もって準備しておく必要があります。

モデルケースでは4歳の設定ですので、約15年で500万円ほど貯金をしていくこととなります。

つまり年間約34万円。

月約3万円の貯金が必要になります。

生活費+学費+大学費用の貯蓄=年間約280万円~315万円ほど必要という試算です。

奨学金制度のしくみ

ひとり親世帯にとって、子供の教育費を準備するのは決して簡単なことではありませんので、奨学金の利用も検討する必要があります。

そしてその場合、ひとりで抱え込まず、早いうちから協力者に相談することが重要です。

・・・でも、協力者なんていない。

そう思っているあなた。いえ、協力者がいないはずはありません。

そう、協力者とは、あなたのお子様です。

子供が大学に進学する際、奨学金の利用を検討するのであれば、早い段階から子供と相談し、協力することで、より有利な条件で奨学金を利用することが出来るようになります。

また、奨学金は子供自身が借り、返していくものです。

だから子供と一緒に考えていくことが子供の将来のためにも重要なのです。

では、奨学金を上手に利用するコツとは?

その前に奨学金について解説していきます。

奨学金制度の種類

奨学金は大きく分けて「給付型」と「貸与型」の2種類あります。

「貸与型」はさらに利息の有無で2種類に分かれます。

それぞれに選考基準があり、それをクリアした人だけが利用することが出来ます。

保護者の収入だけでなく、子供の成績も考慮されるため、高校生のうちから真面目に勉学に励むなど、奨学金利用を見据えた行動をとることが重要となってきます。

奨学金を上手に利用するコツとは?

奨学金を上手に利用するコツ、それは子供と一緒に早い段階から協力して奨学金利用の計画を立てることです。

給付型の奨学金は、2020年度から制度が変わり、世帯年収が一定以下の場合、奨学金の給付を受けられるだけでなく、入学金や授業料が減免されます。

世帯収入の条件は、家族構成よりますが、条件に当てはまるようでしたら、ぜひとも給与型の奨学金を検討したいところです。

さらに、子供の成績、学びたい意欲も見られるため、学習計画書というレポートのようなものの提出を求められます。

また、貸与型の奨学金を利用する場合も、世帯収入の条件が合うのであれば、利息がない第一種奨学金を狙いたいところです。

そのためには、早いうちから計画を立て、きちんと勉強して学校でも優れた成績を修めることが必要です。

奨学金は子供自身が将来返していかなければならないものなので、親子で一緒に制度をよく理解し、よりよい条件の奨学金を利用出来るよう、早めに行動に移すことが成功へのカギです。

このことによって、早いうちから子供が何のために学ぶのか、将来何がしたいのか考えるきっかけにもなり、ひいては子供自身のためにもよい影響となるのではないでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。

早い段階からお金の計画を立てること、それでも足りない場合、よりよい条件の奨学金制度を利用するために早いうちから行動しておく。

教育費の準備は、早め早めの準備が大事だということが分かりました。

奨学金制度は少し分かりにくいところもあり、理解しづらい、そんなときはプロに相談してみることも検討してみてください。

人生は人それぞれであるように、家計もそれぞれです。

自分にあった家計診断をプロに相談して将来に備えてみてはいかがでしょうか。

家計の健全化は、将来の生活の安心につながります。

個別のWEB相談も受け付けております。

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