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こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの箭吹雅代です。

離婚のお金の不安を安心に変える、離婚専門のファイナンシャル・プランナーです。

さて、今日のテーマは「お金のキホンを知る~単利と複利の違いとは?~」です。

お金と仲良くなるには、まずお金のことを知ることが大切です。しかし、基本的なものほど、知った気になっていませんか?こんなこと基本中の基本、今更聞けないと思っていませんか?そこで今日はそんなお金の基本、「単利」と「複利」の違いについて解説していきたいと思います。

もくじ

単利とは

利息には2種類あり、「単利」と「複利」です。

何となく名前から想像出来そうではありますが、実際どのような違いがあるのでしょうか?

まず、「単利」とは?

お金を借りたら利息を付けて返します。

銀行にお金を預けたら利息が付きます。

このとき、利息を除いた、元々借りたお金のことを元本といいます。

100万円借りて利息2%であれば102万円返しますが、この102万円のうち100万円が元本です。

さて、「単利」とは、この元本に対してのみつく利息のことです。

例えば利息が年2%の単利で3年間100万円を預けた場合、

1年後:利息→元金100万円×2%=2万円 合計金額は102万円

2年後:利息→元金100万円×2%=2万円 合計金額は104万円

3年後:利息→元金100万円×2%=2万円 合計金額は106万円

となります。

この単利タイプの金融商品としては、大口定期預金、預入期間3年未満の定期性預貯金(スーパー定期、定期預金、変動金利定期預金)、長期国債、中期国債などがあります。

複利とは

さて、次に「複利」について解説していきます。

一定期間ごとに支払われる利息を元本に足して、これを新しい元本とみなして利息をつけることをいいます。

元本だけでなく、利息にも利息が付くので、金額の増加速度は単利より複利の方が早いです。

例えば利息が年2%の複利で3年間100万円を預けた場合

1年後:利息→100万円×2%=2万円 合計金額は102万円

2年後:利息→102万円×2%=2万400円 合計金額は104万400円

3年後:利息→104万400円×2%=2万808円 合計金額106万1,208円

となります。

また、他の条件が全く同じだとすると、1年複利より半年複利、半年複利より1か月複利の方が利息の金額は大きくなります。

単利と複利、こんなに違う

3年で見ると数千円くらいの違いですが、もっと長期、例えば30年で考えるとかなり大きな違いとなります。

単利の場合、30年で利息は60万円。

それに対して複利の場合、30年で利息は81万1,362円。

何と、20万円以上も差がつくことになります。

また、金額ではなく、年数に注目すると、次のような違いも見えてきます。

「単利」「複利」それぞれで運用した場合、お金が2倍になるにはどれくらいの時間がかかるかを計算してみます。

先ほどの例で、100万円を年2%で運用したと仮定します。

単利の場合は、年2万円であれば、100万円が2倍の200万円になるまで、50年かかります。

一方、複利の場合、「72の法則」といって、72を金利で割ると何年で2倍になるか簡単に計算出来ます。

72÷2=36年

つまり、単利であれば100万円が2倍になるまで50年かかりますが、複利であれば36年です。その差なんと14年です。

以上のようなことから、複利で資産を運用する場合、長期で運用する方がそのメリットを享受出来ると言えます。

反対に、ローンのような借金の場合は、なるべく短期間で返済した方が支払う利息は少なくて済むと言えます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

「単利」と「複利」、それぞれのしくみと違いを解説しました。

単利と複利では、利率が高くなればなるほど、期間が長期になればなるほど差が大きくなります。

また、複利の利息の増え方を知っておくと、金融商品を運用する際にも役立つのではないでしょうか。

人生は人それぞれであるように、家計もそれぞれです。

自分にあった家計診断をプロに相談して将来に備えてみてはいかがでしょうか。

家計の健全化は、将来の生活の安心につながります。

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